毎日のブラッシングでサロン帰りのフワフワヘアを保てます。
トイ・プードルは毛がからまりやすいので、プラッシングをしないとすぐに毛がもつれあった毛玉ができてしまいます。毎日のブラッシングを習慣にしましょう。
3日に1回
BEFORE
ブラッシング前のトイ・プードルは、ちょっともさっとした印象です。どうやってブラッシングをすれば、フワフワ・ヘアになるのでしょう?
用意するもの
スリッカー
コーム
スリッカーでブラッシングをした後に、コームを使って仕上げをします。スリッカーはピンの先がとがっているので、やさしく当てます。タオルを敷いたテーブルなどの上に犬をのせて、ブラッシングをしましょう。
もじゃもじゃの原因は毛玉!
わきの下にできた毛王です。毛がからまりあい、大きなコブのようになっています。
毛玉ができやすいのは?
●耳の毛を伸ばしている場合は、耳
●わきの下
●内股
●おなか
●足の先
●しっぽのつけ根
表からは見えないところや、汚れやすいところはすぐに毛王ができます。特に念を入れてブラッシングをするようにしましょう。また、毛玉ができたままシャンプーをすると、ぬれた毛が縮んでよけいにもつれが取れなくなってしまいます。シャンプーをする前のブラッシングは、ていねいに行ないましょう。
1
スリッカーを持ち、ピンの半分くらいを犬のおなかに生えた毛に当てて、指先と手首の力を抜きましょう。毛の流れに沿って、なでるようにスリッカーをかけます。力を入れてブラッシングをすると犬は痛がり、ブラッシングをいやがるようになってしまいます。力を抜くのがポイントです。
2
ブラッシングをしていてスリッカーにひっかかりを感したら、そこには毛玉ができています。毛玉をスリッカーで無理に引っぱると、毛玉ごと毛がごっそり抜けてしまいます。これは犬にとってかなり痛いので、ブラッシングがきらいになりかねません。毛玉は指でやさしく、根気よくほぐしましょう。
3
軽くスリッカーを入れるだけで、こんなにフワフワになります。毛玉になりやすいわきの下、内股、おなかにまんべんなくスリッカーを当てましょう。
4
しっぽのつけ根は特に毛玉になりやすいので、肛門にスリッカーがあたらないように気をつけながら、念入りにブラッシングをします。
5
OK
体の内側にスリッカーを入れ終えたら、犬をすわらせて背中をとかします。スリッカーを軽く持ち、小刻みにスッスッと動かしましょう。スリッカーを持つ手に力を入れすぎてはいけません。
NG
いっぺんにスリッカーを入れるときれいにならない
首元からおしりにかけて、一度にざーっとスリッカーを入れるのはよくありません。犬が痛がりますし、仕上がりがフワフワにならないからです。スリッカーは、小刻みにスッスッと使うのがポイントです。
6
犬の鼻先をやさしく押さえ、頭頂部にスリッカーを入れます。耳をブラッシングするときは、耳を傷つけないように耳のへりを確認しながらスリッカーでブラッシングをするようにします。最後に、全身にコームを入れて完成です。
7
鼻のまわりの毛を伸ばす「テディベア・カット」にしているときは、ひげの部分にも忘れずにスリッカーとコームを入れます。鼻先をやさしく押さえて、スリッカーをかけましょう。目にコームのピンが入らないように、コームのピンを下に向けるようにします。
AFTER
全体に軽くスリッカーを入れてコームでとかすだけで、こんなにフワフワに仕上がります。毛玉ができないように、できれば毎日、少なくとも3日に1回はブラッシングをするようにしましょう。
犬が暴れるときは?
犬が暴れるときは、ひざの上に大をのせて、声をかけてなだめながらスリッカーを入れてみましよう。軽くなでてあげるような感じで、毎日少しずつブラッシングをしながらならします。
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