寝るときは準備したベッドに
子犬は寝ていることが多く、日中は「1~2時間ほど寝て、起きて遊ぶ」を繰り返し、1日5~8時間近くを寝て過ごします。
寝ている間は起こさずに十分な睡眠をとらせてあげましょう。
寝る場所はサークル内のベッドが基本。家に来て数日は夜鳴きをすることがありますが、そのときはサークルを飼い主の寝室に設置してもいいでしょう。
クレートなどを一時的な寝床にしてもかまいません。
また、夜になってから子犬と遊び、疲れさせたあとで寝かせることも一案です。
ベッドを掘るしぐさは犬の習性
犬は寝る前に、ベッドやマットを掘るようなしぐさをすることがあります。
これは犬が大自然の中で暮らしていた時代に、地面を掘ってその上を踏み固めてから寝ていたことのなごり。
ベッドやマットを掘って、気に入った形にしようとしているようです。
犬の習性なので、好きなようにやらせてあげましょう。
子犬にとって遊びは大切なもの
トイ・プードルは好奇心が旺盛。
いろいろな種類のおもちゃを与えて、好奇心を満たしてあげましょう。
また遊ぶことで、獲物を追う習性などの本能的な欲求を満たすことができます。
ストレスを発散させるためにも、いっしょに遊んであげてください。
子犬のころはボールを転がして誘ったり、おもちゃを引っ張りっこしたりするのがおすすめ。このとき犬がうなったりし始めたら、遊ぶのを中断します。
遊びの中で興奮をコントロールして落ち着くことを教えましょう。
遊び方の例:おもちゃのかくれんぼ
子犬の遊び方のポイント
●飼い主自身が楽しんでコミュニケーションを深める。
●犬の体格に合わせて、くわえやすいおもちゃを与える。
●誘うときはおもちゃを小刻みに動かしたり、ボールを投げたりして、獲物がいるような動きをすると興味を示す。
●部品がとれて飲み込む危険がないか、壊れる可能性がないか、おもちゃの安全性に気をつける。
●おもちゃをくわえたまま興奮しているときはフードを見せ、「チョウダイ」と言って交換する。そのあと、抱っこをして落ち着かせる。
子犬が遊んでいるおもちゃを手で隠します。
子犬が飼い主のほうを見たら、パッと手を開いておもちゃを出します。