サークル内で排泄させることから
トイ・プードルを迎えたその日からトイレトレーニングを始めましょう。
最初にあちこちに失敗させてしまうとなかなか覚えなくなるので、初めの1週間が大切です。サークル内にペットシーツを敷き詰め、その上でおしっこやうんちをしたらほめてあげます。
サークルの外にいるとき、子犬が排泄しそうなそぶりを見せたら、サークル内に誘導し、排泄するのを待ちましょう。
成功するようになったら少しずつペットシーツをはずしていき、最後はトイレトレーを置いて完了です。
失敗したときに叱ると、排泄することがいけないことだと思ってしまいます。決して叱らないようにしましょう。
排泄のタイミング
下のようなタイミングで排泄することが多いので覚えておきましょう。
●寝起き
朝起きたときや、お昼寝から目覚めたときなど。
●食後
フードを食べたあとや、水を飲んだあとなど。腸の動きが活発になります。
●遊び中
遊んでいるときや、興奮しているときなど
排泄前のしぐさ
以下のようなしぐさをしたときは、ペットシーツに移動させましょう。
●落ち着きがなくなり、ウロウロし始めます。
●地面(床)のにおいをしきりにかぎ始めます。
●その場でクルクルまわり始めます。
トイレトレーニングのポイント
最初は失敗しても当たり前。失敗してもいいように、排泄をしてほしくない場所には近づけないで。
●成功したときは、たくさんほめてあげる。
●留守中はサークル内に入れて、排泄の失敗をしない環境をつくる。失敗しても叱らない。
「排泄=叱られる」と学習し、ソファの後ろなどで隠れて排泄するようになってしまう。
①サークル内はベッドを置いた場所以外、すべてペットシーツを敷き詰めます。
②子犬をサークルに入れ、排泄したらほめて、ごほうび(フード1/2粒ほど)をあげます。サークル内なら、どこにしても成功です。
③排泄したペットシーツは新しいものに取り替えます。成功する回数が増えたら、ペットシーツを2枚ぐらい外します。
④さらに成功するようであれば、もっと減らします。もしこの段階で失敗するようなら、ペットシーツを前の状態に戻しましょう。
⑤ペットシーツの上に排泄するようになったら、トイレトレーを置いて完了です。ベッドとトイレは離れた位置にセットしましょう。