初めの数日間は見守ってあげよう
子犬を迎えてから新しい生活に慣れるまでの数日間は、できるだけ家族の誰かが家にいられるようにしましょう。
当日は、新しい環境に慣れる時間が長いほうがいいので、午前中に迎えに行くのがおすすめです。
帰宅したら、ペットシーツを敷き詰めたサークル内に子犬を入れて様子を見ます。
おしっこやうんちをしたら、ほめてあげましょう。
その後は、部屋の中を探索させたり、サークルに戻して休ませたりします。
元気なようでも、慣れない環境は疲れるので、無理をさせないで。
引き取るときに持っていくもの
●クレートかキャリーバッグ
●ペットシーツ(数枚)
●水
●タオル、ビニール袋など電車や車を利用するとき、クレートかキャリーバッグを使います。水を飲むとき、おしっこをしたときの準備もしていきましょう。
確認しておくこと
●フードの種類、量、回数
●ワクチン接種の有無、接種した場合は日付、種類と回数
●おしっこやうんちの回数
●当日の最後の食事とおしっこ、うんちの時間
●便検査、駆虫(虫下し)の有無
おしっこやうんちの回数や間隔について聞いておくと、家でのお世話の参考になります。
ワクチン接種については、今後のスケジュールを立てるために確認しておきましょう。
子犬が来た日のスケジュール例
・10:30
家に到着
・10:40
部屋の中を探索
においをかぎながら室内を歩きだしたら、様子を見ましょう。10分ほどしたらサークルに戻します。
子犬は排泄の間隔が短く、生後2カ月であれば2~3時間ごとの排泄が目安。タイミングは起きたときや食事のあとや遊んでいるとき、遊んだあと。排泄できたら、ほめてあげましょう。
・10:50
1回目のごはん
生後2~3カ月の子犬であれば、食事は1日分を4回に分けて与えます。 食後、排泄を待ちます
・11:00
寝る
サークルで休ませます。子犬は1日のうちのほとんどを寝て過ごします。起きたら、排泄を待ちます。
・12:50
遊ぶ
排泄後、遊びたい様子だったらサークルから出して相手をしましょう。なでたり、抱っこをしたり、おもちゃで遊んであげます。長時間だと子犬が疲れてしまうので10分ぐらいできりあげて。
・13:00
2回目のごはん(4分の1量)
食後、排泄を待つ寝る
「遊ぶ」「寝る」の繰り返し。タイミングを見計らって排泄を待ちましょう。
・16:00
3回目のごはん(4分の1量)
食後、排泄を待つ
・19:00
4回目のごはん(4分の1量)
食後、排泄を待つ
・20:00
寝る
鳴いたときに声をかけると、「鳴くと来る」という学習をしてしまいます。もし、夜中に鳴きだしたときは、家族のいる部屋にクレートなどを置き、安心して眠れるようにしてあげましょう。