「フセ」
遊び感覚で楽しく教えよう
「フセ」は、犬を待たせるときの動作です。
ドッグカフェなどでも「フセ」をしてリラックスさせます。
教えるときは、足の下や大きな本などの下をくぐらせると、おなかを床につけやすくなります。
◎POINT!
●「オスワリ」からの「フセ」が難しいときは、ひざや本の下をくぐらせてトレーニング
●無理に頭や背中を押さえたりしない
「オスワリ」から「フセ」
①フードを鼻先から下におろす
犬にフードのにおいをかがせたら、鼻先が上を向くように手を上げ「オスワリ」させてから、手を下げて「フセ」と言います。
②すぐにほめる
おなかと両ひじを床につける姿勢をとったら、フードをあげてほめます。
ひざをくぐらせて「フセ」
①ひざのトンネルをくぐらせる
飼い主は床に座り、ひざを曲げます。「オスワリ」をさせてフードのにおいをかがせ、「フセ」と言って、ひざの向こうに手を持っていき、犬を誘導します。
②できたらほめる
ひざの下に入り込み、「フセ」の姿勢になったところで、フードをあげてほめます。
大きな本を使って「フセ」
①片手で本を持つ
大きな本など(ここではマット)を片手で持ち、もう一方の手でフードを持ち、鼻先でにおいをかがせます。
②本の下に誘導する
本の位置を低くし、「フセ」と言って、本の下に誘導します。犬は自然に頭を下げて本の下にもぐろうとします。
③できたらほめる
おなかと両ひじを床につけて、「フセ」の姿勢ができたら、フードをあげてほめます。